アディポネクチンというものを知っていますか？
アディポネクチンとは、脂肪から分泌されるホルモンの一種で、いわゆる善玉の一種なのです。
このアディポネクチンは、人間の体内で健康に関わる大切な働きをしてくれる存在として研究が進められています。
世間では「痩せホルモン」とまで呼ばれるほどダイエットには深く関わっている存在で、美容だけでなく健康のためにも一役買っています。
そこで今回は、このアディポネクチンのことを詳しくご紹介していきたいと思います！
アディポネクチンをしれば、これからのダイエットや健康促進にもっと大きな成果を残すことができるようになるはずです！
アディポネクチンとは？
アディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌される物質で、基本的には血液中に存在しています。
一般的なホルモンよりもその存在量が多く血管を介して全身の健康を保つために働きかけています。
最近の研究で、アディポネクチンは健康に深く関わりがあるとわかり、健康をテーマにしている会社では、アディポネクチンを取り入れた商品の開発を積極的行っています。
アディポネクチンの主な効果
アディポネクチンの主な効果・働きとして挙げられるのは、
- 血糖値を下げる
- 脂肪を燃焼させる
この2点です！
アディポネクチンが働きかけることで、生活習慣病と呼ばれるさまざまな病気の予防に効果的となります。
特に近年問題となっている動脈硬化や高血圧、心筋梗塞など血管内で起こりやすい病気の予防に効果的で、これからこれらの病気を予防したいと考える人にもおすすめしたいものなのです。
アディポネクチンが動きやすい体をつくるには
アディポネクチン自体は誰もの体に存在していますし、分泌もされています。
しかし、アディポネクチンがきちんと働いているという状態を保たなければ意味がありません。
また、アディポネクチンはつねに分泌されることが前提で、それは体内の状態に左右されます。
特に肥満体の人は体内で悪玉菌がはびこっている状態ですので、アディポネクチンが活性化されない状態となります。
アディポネクチンは、内脂肪が多く、悪玉菌ばかりの体ではその効果を発揮することができません。
アディポネクチンを活性化させるには、体内環境の改善から始める必要があります。
特にもともと肥満体だという人は、アディポネクチンを外部から補給してもなかなかその働きをすることができません。
アディポネクチンが動きやすい体内環境を作ってあげましょう。
アディポネクチンを増やす方法
アディポネクチンが働きやすい環境とは、内脂肪が少なく代謝のいい体です。
適度に運動をして脂肪を燃焼させ、内脂肪を落とすことで自然と代謝はよくなります。
また、代謝が良くなれば、体に必要な脂肪だけが残り、アディポネクチンも動きやすくなるのです。
アディポネクチンをもっと活用したいのであれば、普段のトレーニングを基本にして、食事・生活習慣の見直しをしてみるといいでしょう。
アディポネクチンを増やすためにおすすめしたいのが、大豆と青魚です。
これらにはアディポネクチンを増やすと言われている成分がたっぷり含まれていますし、毎日食べても害のない食材です。
大豆も青魚も比較的入手しやすく、安価、そして栄養価も抜群、さらにメニュー展開も幅広くなっています。
ダイエットや健康維持にはぴったりの食材なのです！
アディポネクチンで美しい体を！
これまでのダイエットや健康維持にはとても大変な労力を費やした人も多いでしょう。
アディポネクチンというもともと体にあるホルモンを使って体内を健康に保つのはストレスもかからず安全な方法です。
さらにアディポネクチンを増やすためには、体の健康を安定することが大切…つまり一度健康な体を手に入れて、アディポネクチンを維持することができれば長くその状態を保てるということです！
アディポネクチンをうまく活用することで、美しく健康な体がゲットできるのです♪
アディポネクチンとカラダに良い脂質とは？
アディポネクチンは脂質を分解してくれるホルモンで、脂肪分から分泌されます。
だからといって脂肪分の高いものばかり食べるのはNGです！
カラダのことを考えるのであれば、良い脂質を上手に摂取してアディポネクチンを増やすことが大切です。
アディポネクチンを増やすカラダに良い脂質を知ればダイエットにもトレーニングにも役立つと思います。
カラダとアディポネクチンの関係、そして脂質の上手な摂り方をしれば、毎日のトレーニングや健康のための運動にもっとプラスになるはずです！
アディポネクチンを増やすために必要なこととは？
ダイエットや筋トレをするときは脂質や炭水化物をできるだけ少なくすることを第一にしている人が多いと思います。
しかし、その方法だと健康的に体を鍛えることができません！
カラダにとって炭水化物も脂質も必要なものですので、必要量の摂取は求められます。
アディポネクチンを増やすためにも、内脂肪などは少なくしたいところですが上手な摂り方が必要になってきます。
アディポネクチンをふやすために、カラダを太らせることなく必要な栄養素を摂るためには、「良い脂質」を取ることが大切です。
脂質はカラダに必要な要素
そもそも脂質はカラダに必要不可欠な栄養素の一つで、炭水化物・タンパク質とともに摂取しておかなければいけないものです。
脂質は血液や細胞などの基礎的な部分を作ったり、髪の毛のツヤ、肌のうるおいなどにも影響します。
カラダに脂質を一切取り入れなくなると、健康面でも美容面でも悪影響になります。
カラダには脂質が絶対に必要なのです。
アディポネクチンは体内の脂肪分をなくす働きがありますが、体に必要な脂肪分まで取り去ることはありません。
アディポネクチンはカラダの脂質バランスを整えるためにも役立ってくれるのです！
カラダに悪影響を及ぼす脂質
カラダに悪影響を及ぼす脂質は肉の油や乳製品の脂質、またはオイル系の脂質です。
これらの油分を摂取しすぎると体内に蓄積して悪玉菌の増殖にもつながり、「太りやすいカラダ」ができる原因となってしまいます。
カラダに良いとされる油分は、魚由来のEPAやDHAでむしろ積極的に取っておきたいともいわれています。
アディポネクチンを増やすためにも必要なのは善玉菌です。
これらの脂質を積極的に取っていけば、善玉菌の増殖・悪玉菌の減少につなげることもできるのです。
アディポネクチンを増やしつつ、カラダに良い脂質を摂っていけばもっと健康状態のいいカラダを作ることができますね。
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
カラダや美容には欠かせない脂質というものもあるのをご存知でしょうか？
脂肪分には、
- 飽和脂肪酸…DHA・EPAなどの魚由来の脂、植物系油脂
- 不飽和脂肪酸…牛脂やラード、バターなどの動物性油脂
の2種類に分けられます。
もっと細かく分類することもできますが、今回はざっくりと紹介しています。
カラダに必要とされる油脂は、主に飽和脂肪酸のものです。
飽和脂肪酸は体内に入っても固まることがないので、血液中にも害がありません。
アディポネクチンを増やしたり、働きをよくさせるためにも、血液中で阻害する原因となる不飽和脂肪酸の摂取をなるべく避けるようにしたいですね。
アディポネクチンは体内の悪性脂肪が増えると減ってしまいますので、注意しましょう。
アディポネクチンを効果的に増やすには
アディポネクチンをうまく活用した体質改善などを行う場合は、普段の食事から見直す必要があります。
アディポネクチンは内脂肪を減らし、悪玉菌の割合を減らさなければ増えません。
カラダのことをもっと見直して、これからの生活に役立てていきましょう。
そのためには、前述したように、良い脂肪を中心にすることです。
すぐには切り替えられないかもしれませんし、どの脂肪が良い・悪いというのはすぐに判断できないかもしれません。
そんなときは、サプリメントなどを使って必要な脂質を取り入れるといいでしょう。
カラダに良い脂肪を入れるだけでも健康度が変わりますよ！
